シコクママコナ
’09.9.27撮影 尾鈴山系(宮崎県)
’09.9.27撮影 尾鈴山系(宮崎県)
喉部の両側にある黄色の斑が決め手で、
下唇の隆起部の色は識別の対象にならないそうです。
’14.9.29撮影 尾鈴山系(宮崎県)
ふつうは下唇や花冠外側がもう少し白っぽいのですが、
ここで出迎えてくれるシコクママコナ?たちは花冠全体がピンクです。
苞のふちは鋸歯がみられますが、僅かです。花喉の両側に黄色の斑点があります。
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*APG分類体系、新エングラー分類体系ではゴマノハグサ科
Melampyrum laxum Miq. var. laxum
シコクママコナ
(四国飯子菜)/ *ハマウツボ科 ママコナ属 1年草/ 8~9月/ 本(中国地方東部)~九
山地の木陰に生える半寄生植物。根をほかの植物の根に差し込んで寄生する。葉は葉柄があり、長さ2.5~6cm、幅0.6~2cmの狭卵~長楕円状披針形。花冠内部に2本の隆起があり、花喉(喉部)の両側に黄色の斑がある。苞の縁に刺毛状の歯牙が散生する。蒴果は長さ約7mmの先が長く尖った卵形、緑色、種子が1~2個入り、熟すと上側から裂開する。種子は長さ約4mmの惰円形、淡褐色。
<よく似ているもの>
ママコナ : 多数花をつける。苞に鋭い鋸歯が多数ある。
ツシマママコナ : 花がまばら。苞に刺状の鋸歯が少ない。
ミヤマママコナ : 花喉に黄色の斑点。苞は鋸歯がない。
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