サツマイナモリ  Miyazaki


                                         ’14.11.24撮影 日向市(宮崎県)



                                               ’14.11.24撮影 日向市(宮崎県)

薄暗い林内にサツマイナモリが咲き始めていました。
真っ白な花をクローズアップしてみると内面に腺毛がたくさんあり、とっても綺麗、
この株は雌しべが見えず、雄しべの葯が5個みえるので、短花柱花のようです。





                ’02.4.29撮影 双石山(宮崎県)

兜形の果実はクワガタソウに似てますが、葉はまったく違います。
この見覚えのある葉はサツマイナモリだ!
残った花はないかしらと探したのですが、ありません。
1ヶ月前は花盛りだったでしょうに。


                          ’02.9.29撮影 加江田渓谷(宮崎県)

こちらは蕾! 
花の咲く季節、ここには来てません。
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Ophiorrhiza japonica Blume 
サツマイナモリ(薩摩稲森) / アカネ科 サツマイナモリ属 多年草 / 12~5月 /関東南部以西~沖縄
暖地の林の下のやや湿ったところ。高さ10~25cmで地面にはって広がる。葉は卵形または長楕円状披針形で、先は短く尖り、基部は狭まり柄となる。茎の先に集散花序をつくり、白花を数個つけるが、乾くと赤く変わる。花は長さ約1.5cmの漏斗状で、先が5裂している。雄しべ5個、雌しべ1個で柱頭は2裂する。雌しべの花柱が雄しべより長い(長花柱花)をつける株と、花柱が雄しべより短い(短花柱花)をつける株とがある。 

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