オオクサボタン


                     ’16.10.11撮影 宮崎県



                                                                       ’16.10.11撮影 宮崎県



                                                                            ’16.10.11撮影 宮崎県



                                                                                        ’16.10.11撮影 宮崎県

石灰岩地で生育するということで、四国や大分県では、石灰岩地で探していました。
今回、やっとオオクサボタンの花と逢えたのですが、石灰岩地ではない!?
図鑑には「石灰岩地に産す」となってますが、
「石灰岩地に多い」という表現にしてくれていたら、迷わなかったのに。(-.-;)

何度か見ているツクシクサボタンやクサボタンは花の先端がクルリとカールしているので、快活に見えますが、
オオクサボタンはお淑やか、あまり反り返らないのです。
また、クサボタンは、花序が大きく、「多数でどうだっ!」と言わんばかりに咲いていますが、
オオクサボタンは葉の下に隠れるように少数で身を寄せ合っています。




                                ’23.10.23撮影 宮崎県



               ’23.10.23撮影 宮崎県

1週間位遅かったかな?
まぁ、再会出来たので、良しとしましょう。

<参考 クサボタン  ツクシクサボタン

 Clematis speciosa (Makino) Makino
オオクサボタン(大草牡丹)/ キンポウゲ科 センニンソウ属 多年草 / 9~11月 / 四国、九州
石灰岩地の林縁。クサボタンに似るが、 小葉が大きく、ゆがみが大きい。高さは 50 ~ 100 cm。茎は直立し、かなり上部まで木化する。葉は3出複葉で、大きな卵形の小葉がつく。小葉は長さ 10 ~ 18 cm、鋸歯は低くて微凸頭。側小葉のゆがみかたがひどく、外側の縁の基部は切形またはやや心形に状になるが、内側の縁の基部はくさび状ないし円状である。茎頂や上部の葉腋に集散花序を出し、淡紫色の筒状花を咲かせる。萼片は長さ 2 ~ 2.5 cmと長く、先はあまり反り返らないことが多いが、大きく平開することもある。雄ずいは萼片と比べると短く、葯は 2 ~ 3 mm、花糸は 4 ~ 5 mm、やや広くほとんど毛がない。

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