アオノクマタケラン


                                    ’08.6.30撮影 宮崎県

ラン科の花みたいに見えますが、ちょっと違った特殊な構造をしています。
ピンクの模様は仮雄しべで、
蕊柱は雌しべと雄しべが合着しています。





                           ’08.6.30撮影 宮崎県



                       ’08.6.30撮影 宮崎県

ハナミョウガ属の植物は似たような葉ですね。
クマタケランは葉の縁に褐色の毛があることで区別できるようになりました。
参考までにクマタケランの花はこちらです。↓





<朔果>

            ’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)

葉縁に褐色の毛がないので、アオノクマタケランだと思います。
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 Alpinia intermedia Gagnep.
アオノクマタケラン(青野熊竹蘭)/ショウガ科 ハナミョウガ属 多年草/6~8月/本伊豆諸島・伊豆半島)~沖
林内。高さ1~1.5m。葉は長さ30~50cm、幅6~12cm、狭長楕円形、先はとがり、表面は光沢がある。偽茎の先に花序を直立にだし、短い側枝の先に3~4個つける。花冠は白色で長さ2cm程度、唇弁は大きく、中央に2筋の淡い紅色模様が見られる。果実(蒴果)は球形で直径約1cm、赤熟する。よく似たクマタケランは民家の近くに多く、全体に大型、葉縁に褐毛がある。 

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