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日当たりの良い草地や湿地。草丈10~30cm。茎頂に直径2~2.5cmの白い花を1つ上向きにつける。花弁は5個。雌しべの柱頭は4裂。雄しべは5個。櫛状の仮雄しべは、12~22裂し、先端に小さな球状の黄色い腺体がついている。本当の雄しべははじめ内側を向いているが、1本ずつ開出する。和名は花の形が梅鉢の紋所に似ていることによる。高山型のコウメバチソウは仮雄しべが7~11裂。
コウメバチソウ(小梅鉢草)Parnassia palustris L. var. tenuis Wahlenb.
ウメバチソウの高山型。北海道から中部地方以北の高山帯に分布する。ウメバチソウとの違いは、コウメバチソウの仮雄しべが7~11裂するのに対し、ウメバチソウは12~22裂している。 |