シャクジョウソウ Kuju '22 '23


                            ’23.7.20撮影 九重町(大分県)



                ’23.7.20撮影 九重町(大分県)

元の場所では3株生えていましたが、昨年の場所では見つからず。




                             ’22.8.27撮影 九重町(大分県)



            ’22.8.27撮影 九重町(大分県)



                                ’22.8.27撮影 九重町(大分県)

いつの間にか、シャクジョウソウたちの集落が少しだけ移動していました。
8月下旬なのに果実になっていない個体が身を寄せ合っています。
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 *従来の植物分類ではイチヤクソウ科
 Hypopitys monotropa Crantz
シャクジョウソウ(錫杖草)/ *ツツジ科 シャクジョウソウ属 菌従属栄養植物/6~8月/北海道~九州
  山地の林中のやや暗いところ。全体が淡黄褐色。茎は高さ10~20cmで、上部に剛毛が生える。鱗片葉は広卵形で、先がとがる。茎の先に総状花序をつくり、4~8個の下向きの花をつける。萼片は4~5個、長楕円形で、長さ1~1.2cm、外面に剛毛が生え、上部に不規則な歯牙がある。花弁は4~5個、長楕円形で、長さ1.2~1.5cm、先は円く不規則な歯牙があり、内外面ともに長めの毛が生える。葯は水平に並ぶ大小の2室からなる。花柱は長さ4~6mm。花は下向きに咲くが、花後しだいにもち上がり、果実は完全に上向きにつく。蒴果は広楕円形で径5~6mm。和名は〈錫杖草〉で、全形を錫杖に見立てたもの。 

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