オオダイトウヒレン


                                                      ’04.9.18撮影


2001年の大分県レッドデータブックではツクシトウヒレンとされていましたが、
2011年版では県内のものはすべてオオダイトウヒレンと訂正されました。





宮崎のツクシトウヒレン↓に比べ、茎の翼が狭く、総苞片の反り方が違います。






                          ’13.10.12撮影

時期的に遅すぎて、フレッシュな個体がありません。
しかも風が強く、光の射し具合が悪いので、証拠写真です。

 倉木山(大分県)

Saussurea nipponica Miq.
オオダイトウヒレン(大台塔飛廉)/キク科 トウヒレン属 多年草/ 9~10月 /本(近畿以西)~九(北部)
  夏緑林の林縁や林下。草丈40~100cm。茎には狭い翼があり、上部で1~4回分枝する。根生葉は花期にも残り、葉身は草質、卵形~広卵形、長さ12~18cm、鋸歯があり、鋭頭、基部は心形、葉柄は10~20cm。頭花は3~15個が散房状にまばらにつく。花冠は長さ10~13mm、淡紅紫色。総苞は筒形~狭筒形、長さ10~14mm、径7~14mm。総苞片は8~9列、先端は短く反曲する。 

<似ているもの>オオトウヒレン(四国に分布) ・ ツクシトウヒレン(九州山地)

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