キバナチゴユリ  kuju'05 '09


                               ’09.5.18撮影 くじゅう(大分県)



            ’09.5.18撮影 くじゅう(大分県)



                                  ’09.5.18撮影 くじゅう(大分県)

新緑の林内は緑の一色に見えますが、
目を凝らすとキバナチゴユリが風に揺れています。
10m手前にはチゴユリも咲いていましたが、ここには咲いていません。
クルマバナ、ハルトラノオの葉、ヤマジオウの葉に囲まれて、キバナチゴユリさんはノッポに見えます。




キバナチゴユリ ’05.5.29撮影 くじゅう
         ’05.5.29撮影 くじゅう(大分県)


キバナチゴユリ ’05.5.29撮影 くじゅう
                    ’05.5.29撮影 くじゅう(大分県)

チゴユリとキバナチゴユリが両方いっしょに咲いているところはないかと探しましたが、
チゴユリはもう花が残っていませんでした。
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 *APG分類体系、従来の分類ではユリ科
 Disporum lutescens (Maxim.) Koidz.
キバナチゴユリ(黄花稚児百合)/ *イヌサフラン科 チゴユリ属 多年草/ 5~6月/ 本(和歌山県)、四、九
山地の林下。走出枝を出す。茎は高さ10~65cm、分枝しないか上部で分枝し、枝分かれの下にも葉を1~2枚つける。葉は長楕円形~卵形、長さ3~12cm、先はやや尾状~鋭形、基部は円く、無毛、5ー7脈があり、葉柄は短く、基上部の葉ほど大きくて先がやや尾状に伸びる傾向にある。花序は茎頂につき、1~3(~4)花からなり、散形状、花序柄はない。花は倒円錐形、下向きに咲く。花柄は長さ0.8~1.7cm、わずかに稜がある。花被片は披針形~長楕円形、長さ1~1.8cm、黄色、下半分で帯緑色、内面の下部に乳頭状突起があり、先は鋭頭~鈍頭、基部はふくらまないか、わずかにふくらむ。花糸は長さ4ー6mm、帯緑色、基部で広がり、葯は狭長楕円形、長さ2.5~3mm、帯黄色。子房は倒卵形、長さ3mm、緑色、花柱は長さ6~7mm、緑白色、上部で3裂し、裂部の長さは3mm。液果は9~10月に熟する。

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