ベニバナヤマシャクヤク Kuju '20












周辺の様子がすっかり変わってしまって、この自生地も危なくなってきました。
来年もこの一角がこのまま残りますように。

’20年 くじゅう(大分県)
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 Paeonia obovata Maxim.
ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬) / ボタン科 ボタン属 多年草 / 5~6月 / 北~九
落葉広葉樹林内、草原。茎は高さ30~60cm、無毛。葉は2~3個互生し、2回3出複葉、葉柄を含んで長さ12~38cm、頂小葉は倒卵形~広倒卵形、長さ7~15cm、幅4~7cm、鋭形または鈍形、全縁、裏面に軟毛がある。茎頂に直径4~5cmの淡紅色~濃紅紫色、ときに白色の花を1個つける。花弁は(4~)5(~7)個、倒卵形から楕円形、長さ3~5cm。雌しべの花柱は3~5個で先が強く巻き込む。白い花を咲かせるものがありヤマシャクヤクとまぎらわしいが、雌蕊がふつう4~5個で、柱頭が鉤状にいちじるしく曲がることで区別できる。

 Paeonia obovata Maxim. f. glabra (Makino) Kitam.
 ケナシベニバナヤマシャクヤク(毛無紅花山芍薬)/ ボタン科 ボタン属 多年草/ 6月 / 北~九
  葉の裏に毛がない品種。 

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