シコクハタザオ
’09.4.27撮影 京丈山(熊本県)
’09.4.27撮影 京丈山(熊本県)
一箇所に群生していませんが、あちこちに咲いていました。
ヤマハタザオはスリムに真っ直ぐ立ち、長角果も直立していますが、
シコクハタザオは全体に大きめで、長角果も湾曲し、リラックスして咲いています。
’08.5.17撮影 京丈山(熊本県)
四国で見たときはあちこちに小群生していたのですが、
この山ではぽつんと寂しく生えていました。
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シコクハタザオ
(四国旗竿)/アブラナ科 ヤマハタザオ属 多年草/5〜6月/本(関東南部〜近畿地方)〜九
山地の岩場。 草丈30〜40cm。茎はしばしば枝を分け、星状毛と2分毛が混じり、単純毛が多く混じる。根出葉は
狭倒卵形で羽状浅裂し、長さ1.5〜3cm、葉柄が長く、粗い鋸歯がある。茎葉は長楕円形〜卵状長楕円形、長さ
1.5〜3.5cm。基部は矢じり形となって茎を抱き、縁には大きな鋸歯がある。葉の両面と縁に、単純毛、2分毛と
星状毛を混生する。花は茎頂に総状につき、花弁は4個、倒卵形で白色、長さ6〜10mm。果実(長角果)は線形で
7〜9cmと長く、先端に長さ2〜2.5mmの花柱がある。
フジハタザオの変種で、それよりも全体に大きく根出葉の柄や角果が長い。
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