アオノクマタケラン



海岸へ下りる林内はハナミョウガ属の葉がいっぱい。
さすがに、花は残っておらず、つるつるした赤い果実をつけた株が気になります。
葉縁に褐色毛がないような、果実が滑かでつるっとしているので、アオノクマタケランだと思います。
花が咲いていると、一目でわかりますが、花が終わると、区別が難しいです。




’22.10.30撮影 甑島(鹿児島県)
<参考>

 ’18.7.18撮影 沖縄本島
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アオノクマタケラン(青野熊竹蘭)/ショウガ科 ハナミョウガ属 多年草/6〜8月/本伊豆諸島・伊豆半島)〜沖
  林内。高さ1〜1.5m。葉は長さ30〜50cm、幅6〜12cm、狭長楕円形、先はとがり、表面は光沢がある。
  偽茎の先に花序を直立にだし、短い側枝の先に3〜4個つける。花冠は白色で長さ2cm程度、唇弁は大きく、中央
  に二筋の淡い紅色模様が見られる。果実(刮ハ)は球形で直径約1cm、赤熟する。
  よく似たクマタケランは民家の近くに多く、全体に大型、葉縁に褐毛がある。

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