ヤハズハハコ


                                            ’11.8.11撮影




宮崎県ではヤマハハコは分布していませんが、本州では紛らわしいと思います。
ヤハズハハコは葉の基部が翼となって茎に流れるようについています。
ヤマハハコの葉のほうがスリムで細長いように感じます。



                            ’02.7.14撮影



                         ’02.7.14撮影

この時期、白岩壁面の2大スターは
コウスユキソウとこのヤハズハハコです。
地味な花ではありますが、九州では大変珍しい存在です。

霧立山地(宮崎県)

 Anaphalis sinica Hance
ヤハズハハコ(矢筈母子)/キク科 ヤマハハコ属 多年草 / 8~10月 /本(関東地方以西)、四、九
別名:ヤバネハハコ 山地の乾草原や岩地。草丈20~35cm。茎は単一で分枝せず、白色の綿毛で覆われる。葉は互生し、根出葉は花時には枯れ、茎葉は倒披針形で長さ4~6cm。先は鈍頭で基部は次第に細くなり、茎に沿って狭く翼状に流れる。花は枝先に散房状に多数つく。雌株の頭花は多数の雌花に少数の雄花が混じり、雄株の頭花は雄花だけでなる。和名は茎にある狭い翼を矢羽に見立てたもの。 

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