ハイサバノオ

サバノオと区別しない見解もあるようです。









大半は果実ですが、8月だというのにまだ花をつけています。
(北部九州のサバノオの開花期は普通は4月まで、遅いところでせいぜい5月中旬まで)
見かけは殆ど変わらないのに、サバノオとは違う生き方をしていると、再び注目したのですが、
論文を何度読んでも、花の形状とその違いを理解できず、、、行き詰まってしまいました。

’18.8.7撮影 五ヶ瀬町(宮崎県)
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ハイサバノオ(這い鯖の尾) / キンポウゲ科 シロカネソウ属 多年草 / 3〜月 / 九州南部
  山地の沢沿い。 区別しない見解もあるが白岩山がタイプ産地。高さ10〜20cm。サバノオとよく似ているが、
  開花期が長く、花と果実を同時に見ることが出来る。花は直径6〜8mmで、花弁状の萼片は白色で、紫色の筋が
  あり、全開せず垂れ下がって咲く。花弁はオレンジ色の部分。小菅桂子氏、田村道夫氏の論文によると、花弁の
  形状が異なる。
 (サバノオの舷部は2弁で基部まで離れ、内側に下垂するが、ハイサバノオの2弁は繋がっていてコップ状になる)

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