ヤッコソウ


                                   ’19.11.10撮影 日置市(鹿児島県)



                                ’19.11.10撮影 日置市(鹿児島県)



               ’19.11.10撮影 日置市(鹿児島県)

前回とは違う場所に小群生していました。
3年前、この発生箇所を知っていたら、、、、
でも沢山発生するのは一年置きらしいので今年は多い年だったのかも。




                                  ’16.11.7撮影 日置市(鹿児島県)



                ’16.11.7撮影 日置市(鹿児島県)


4年前の群生風景が脳裏に焼き付いているので、今回はちょっと肩すかし。
立ったままではなかなか見つけられず、座り込んで目をこらすと、あらまっ、目の前に奴さんが!
目が慣れるとその少し上にも数個、咲いていました。
鱗片葉を広げた奴さんには蜜目当てに2種類のアリが集まっています。
撮影時にポリネーターの1つと言われているスズメバチが居なかったので、心穏やかに撮影出来たのですが、
奴さん行列にはほど遠い風景でした。
この自生地の看板に1年おきに多発生すると書いてあったので、今年は少ない年かも。(T_T)
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 Mitrastemon yamamotoi Makino
ヤッコソウ(奴草)/ ヤッコソウ科 ヤッコソウ属 多年生寄生植物/ 10~11月 / 
                                  四(徳・高)、九(宮・鹿)、沖
  日本ではシイ属(スダジイ、ツブラジイ)の根に寄生する。花茎は開花期から果期にかけて少し増大し、高さ4~7cm、全体にやや赤みをおびた乳白色で、傷つくと褐色になる。葉は鱗片状で基上に交互直角に対生し、6対前後で、ごく小さな下部のものから上に向かって大きくなり、上部のものはボート状で開出し、葉腋から蜜を出す。花は1個、両性で花茎に頂生し、花被は浅杯状で上部は平坦、雄蕊は多数が合着して帽子状の雄蕊筒をなし、上部に葯帯がある。雄蕊筒は雌蕊をおおっており、花粉を放出後、はがれて落ち、雌蕊が露出して雌花期となる。子房は球形、花柱は太く、柱頭部は頭状で白っぽく、受粉後黒褐色となる。

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