キリシマシャクジョウ

                        ’08.10.22撮影



                      ’08.10.22撮影



                       ’08.10.22撮影


4年前、3株見ていたので、出会うだろうと思っていたんですが、
なんと、群生していました。
群生といっても、20数株ですが、隠れん坊しながら咲いていました。
シロシャクジョウと似てますが、全体の印象も花の形もよく見ると違います。
シロシャクジョウは茎の上のほうに散状に花がつき、花筒は逆三角形で翼が顕著なものが多く、
キリシマシャクジョウは集散状に花がつき、花筒は卵形で翼というより、3稜あるという感じです。
< 参考:シロシャクジョウ >





                    ’04.10.16撮影
重い足を気力で持ち上げながら階段を上がっていたら、
あらっ 見覚えのある変なコが!
階段の隙間は踏まれることもなく、湿った枯れ葉の布団もあって
居心地の良い快適な場所かも。
もう少しキリッと撮れたらよかったのですが、
私たちもうヨレヨレでした。


稲尾岳(鹿児島県)
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 Burmannia nepalensis (Miers) Hook.f.
キリシマシャクジョウ(霧島錫杖)/ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属 菌従属栄養植物/9~10月/四~沖
常緑樹林下。草丈5~14cm。茎は糸状で全体が白色、数個の鱗片葉がつく。花は細い茎の先にまばらな集散状に3~8個つき、シロシャクジョウより小さく、卵形で長さ4~5mm、短い柄がある。花筒は長さ3~4mm、3稜があって稜上の翼は狭い。外花被片の裂片は三角形、先端が黄色に色づき、外側に折れ曲がる。雄しべには距がある。(シロシャクジョウは距がない) 

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