ツクシショウジョウバカマ  '07


                   ’07.3.18撮影 井原山(福岡県)



                                       ’07.3.18撮影 井原山(福岡県)



          ’07.3.18撮影 井原山(福岡県)

林道の群生を毎年楽しみにしています。
数日前の雪も解け、元気な笑顔を見せてくれました。




                 ’05.3.27撮影 井原山(福岡県)


ツクシショウジョウバカマ ’05.3.27撮影 井原山
                               ’05.3.27撮影 井原山(福岡県)


ツクシショウジョウバカマ ’05.3.27撮影 井原山
                ’05.3.27撮影 井原山(福岡県)

地震の後の雨で、地盤がゆるんでいます。
群生している崖も崩れそうなので、心配です。





 ’03.4.6撮影 井原山(福岡/佐賀県)

3/9は想像以上に雪が深く林道の途中で引き返しました。
そのときはまだ咲き始めだったですか、今回4/6は最後の1株になっていました。
ツクシショウジョウバカマ・シロバナショウジョウバカマGallreyへ
*APG分類体系、従来の分類ではユリ科
 Heloniopsis orientalis (Thunb.) Tanaka var. orientalis
ショウジョウバカマ(猩々袴)/ *シュロソウ科 ショウジョウバカマ属 多年草 / 4~5月 / 北海道~九州
山野のやや湿ったところ。根出葉は多数つき、長さ7~20cm、幅1.5~4cm、光沢があり、全縁、枯れないで冬を越す。葉の先にときに小苗ができる。根出葉の中心から高さ10~30cmの花茎が立ち、数個の鱗片葉がつく。花茎の頂に3~10花が総状花序につき、横向きに開く。このころ、新葉のロゼットが花茎の基部の横に出る。花被片は6個、濃紫色から淡紅色、稀に白色と変化が多く、倒披針形で長さ10~15mm、下部はしだいに狭くなり、花柄との境が少しふくれる。花が終わっても花被片は緑色になって残る。雄しべは6個、花糸は花被片と同長、葯は黒紫色で狭長楕円形。蒴果が熟すころは花茎が50~60cmに伸びる。蒴果は3つに深くくびれる。種子は線形で両端がとがり、長さ約5mm。和名は〈猩々袴〉の意で、花の色を猩々の赤い顔に、根出葉をその袴にたとえたものといわれるが、その由来ははっきりしない。
早春花を咲かせ、果実・種ををつくるが、夏から秋にかけ、葉先から芽を出し、新しい個体をつくる。有性生殖とクローンの両方で増える。 
シロバナショウジョウバカマ Heloniopsis breviscapa Maxim. var. flavida (Nakai) H.Hara  
 花は白色で、葉はやや薄く、縁が細かい波状になるもの。本州(関東以西)·四国に分布。
ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)Heloniopsis breviscapa Maxim. var. breviscapa
 花は白色で、基部は淡紅色を帯びる。花柄との境が膨らまない。葉はやや薄く、ふちに波状鋸歯。九州に分布。
オオシロショウジョウバカマ Heloniopsis leucantha Koidz
 花は大きく黄白色で、花被片の長さ15~20mmになる。沖縄·石垣島の固有種。
コショウジョウバカ(シマショウジョウバカマ)Heloniopsis kawanoiHonda
 著しく小型になったもので、葉の長さ15~45mm、花被片は淡黄色で長さ4~5mm。沖縄~石垣·西表島に分布。

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