セリバオウレン

雄花           ’08.3.15撮影 英彦山(福岡県)


両性花                                ’08.3.15撮影 英彦山(福岡県)

この個体は雄しべが多数ありますが、先が曲がった雌しべ10個あるので、両生花のようです。


両性花              ’08.3.15撮影 英彦山(福岡県)

雌しべは緑のタイプと赤紫色タイプがありました。


                                    ’08.3.15撮影 英彦山(福岡県)

3月に入っての大雪で、群生地もすっぽり雪に覆われてしまいました。
道路規制が解除されるのを待っていたので、遅すぎると思っていましたが、
まだまだ見応えがありました。




セリバオウレン ’07.2.25撮影 福岡県
雄花                                 ’07.2.25撮影


セリバオウレン ’07.2.25撮影 福岡
両性花              ’07.2.25撮影

今年も春告げ花が開花しました。
薄暗い斜面に早春の妖精が輝きます。




セリバオウレン ’06.2.26撮影 英彦山山系
雄花         ’06.2.26撮影 英彦山(福岡県)


セリバオウレン ’06.2.26撮影 英彦山山系
両性花                   ’06.2.26撮影 英彦山(福岡県)


セリバオウレン ’06.2.26撮影 英彦山山系
           ’06.2.26撮影 英彦山(福岡県)

標準的なセリバオウレンの葉は2回3出葉で鋸歯が鋭いのが特徴です。
しかし、オウレンなのかセリバなのかわからない個体もあります。
変異が多いためか、九州のものは元栽培品が野生化したものと言われているので、
オウレンの栽培品が混じっているのかもしれません。


セリバオウレン ’06.2.26撮影 英彦山山系
                      ’06.2.26撮影 英彦山(福岡県)

山はガスに包まれ、霧雨が降り続いています。
ほかの早春の花たちよりもいち早く目覚める森の精たちが白く輝いています。
みんなびっしょり濡れ、雨の滴で重そうです。



セリバオウレン ’05.3.12撮影 英彦山
                              ’05.3.12撮影 英彦山(福岡県)


セリバオウレン ’05.3.12撮影 英彦山
                                 ’05.3.12撮影 英彦山(福岡県)

今年は3月になってもなかなか寒さが和らぎません。
早春の花は強風に耐え、低温に耐え、懸命に花を咲かせています。
九州のものは栽培品が野生化したものといわれています。
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Coptis japonica (Thunb.) Makino var. major (Miq.) Satake
セリバオウレン(芹葉黄連) / キンポウゲ科 オウレン属 常緑多年草 / 3~4月 /本、四 
山地の林内。葉が2回3出複葉で、小葉がセリの葉のように切れ込む。花は直径1cmほど。萼片は5~7個、花弁は8~10個。雌雄異株たまに同株。雄しべが多数の雄花、雄しべ多数、雌しべ10個程度の両性花、ごく希に雌花。根茎を薬用にするのはキクバオウレンとセリバオウレンで、セリバオウレンが多く栽培される。

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