ウスギワニグチソウ'05

ウスギワニグチソウ 福岡県


ウスギワニグチソウ  福岡県


ウスギワニグチソウ 福岡県


ウスギワニグチソウ 福岡県
対島市の自生地は知っていたんですが、地元のウスギワニグチソウを見つけたくて
あれこれ資料を調べ、好む環境などから自生しそうな場所を絞りました。
それが的中! 群生していました。\(^-^)/

ワニグチソウとの違いは?
ワニグチソウはふつう花が2個ですが、本種は1~数個です。
葉の幅が広めで、葉裏がなめらかではなく、すじが出ている。
ワニグチソウより花筒が短く、13mm程度。苞のほうが長いです。
ワニグチソウは花の先端に雌しべが少し出てるか、同じくらいの長さですが、本種は雌しべが出ていない。
花の形も僅かに違っていて、
ワニグチソウは下部が膨らんで、すぼまった先が僅かに開きますが、
本種は花筒の下部がほとんど膨らまず、すぼまりも僅かで、先端の開きがやや大きい。


’05.5.8撮影 福岡県
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  *従来の分類体系ではユリ科
 Polygonatum cryptanthum H.Lév. et Vaniot
ウスギワニグチソウ(薄黄鰐口草)/ *キジカクシ科 アマドコロ属 多年草 / 5月 / 九(長崎・福岡県)
林下。 高さ20~40cm。葉は互生し、卵形~楕円形で長さ3~5cm。苞は葉質、花は黄緑色。花柄、小花柄、苞、葉裏に柱状突起がある。花筒は黄緑色で長さ13mm。花は苞よりあまり飛び出ない。雌しべは雄しべより短い。ワニグチ(鰐口)というのは神社や寺の軒下に下げられる金属製の具で、参詣人が打ち鳴らす。

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