サワハコベ 3




薄暗い湿った林内に、白い小さな花が点々と、近づいて花弁を見るとサワハコベでした。
ミヤマハコベは花弁が深く2裂していますが、サワハコベは浅裂〜中裂、
葉の表面に毛がめだちます。

↓花をクローズアップすると、花糸の基部に縮れた毛が生えています。







’22.5.3撮影 宗像市(福岡県)
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サワハコベ(沢繁縷) / ナデシコ科 ハコベ属 多年草 / 5〜7月 / 本、四、九
  山地の谷沿い。茎は地をはい、上部は斜上し、無毛で高さ5〜30cm。葉は対生、卵形〜三角状卵形で長さ1〜4cm、
  幅0.8〜2.5cm、鋭頭、上面に伏毛があり、下面は無毛。長さ1〜1.8cmの柄がある。上部葉腋に柄をだし、
  直径1〜1.5cmの白花を開く。花弁は5個で、先は浅〜中裂する。花糸の基部に毛がある。萼片は長楕円状披針形で、
  長さ4〜7mm、鋭頭。花弁と萼片はほぼ同長、ときに花弁を欠く。

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