サツマイナモリ  '17




先月末によく似たアマミイナモリを見たので、サツマイナモリもじっくり観察しました。
寒い時期のサツマイナモリは小さい株が多く、アマミイナモリによく似ています。
撮影した株は乾き気味だったのか、僅かに赤紫色を帯び、花冠外側がでこぼこしています。
↓花冠の内側は白毛が多いですが、外側は無毛です。
果実も相違点があるのですが、アマミイナモリの果実はまだ見たことがありません。


この個体は雄しべが花柱より長いので短花柱花です。↓








’17.3.19撮影 篠栗町(福岡県)
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サツマイナモリ(薩摩稲森) / アカネ科 サツマイナモリ属 多年草 / 12〜5月 /関東南部以西〜沖縄
  暖地の林の下のやや湿ったところ。高さ10〜25cmで地面にはって広がる。葉は卵形または長楕円状披針形で、先は
  短く尖り、基部は狭まり柄となる。茎の先に集散花序をつくり、白花を数個つけるが、乾くと赤く変わる。花は長さ約1.5cm
  の漏斗状で、先が5裂している。雄しべ5個、雌しべ1個で柱頭は2裂する。雌しべの花柱が雄しべより長い(長花柱花)を
  つける株と、花柱が雄しべより短い(短花柱花)をつける株とがある。

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