松原のママコナ   '19 '21


                   ’21.8.10撮影 新宮町(福岡県)



                 ’21.8.10撮影 新宮町(福岡県)

個体数は多いのですが、花のピークは過ぎたのか、まばらに咲いていました。





                                    ’19.6.9撮影 新宮町(福岡県)




                 ’19.6.9撮影 新宮町(福岡県)

松原のコクランを見に行ったら、もうママコナが開花していました。
この松原ではイチヤクソウは激減したのに、ママコナは倍増していました。
ママコナは半寄生植物で、
ここのイチヤクソウは光合成能力を残したまま菌への依存性もあわせ持つ部分的菌従属栄養植物だと思います。
この松原の環境が半寄生植物が有利な環境に変化したのでしょうか。
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  *従来の分類体系ではゴマノハグサ科  APG分類体系ではハマウツボ科
ママコナ(飯子菜) / *ハマウツボ科 ママコナ属 半寄生植物の1年草 / 7〜9月 / 北海道〜九州
  木陰。高さは20〜50cm。葉は長卵形で柄がある。苞は葉状で毛状に長く尖った鋸歯がある。枝先に長さ3〜10cmの
  花序をだし、多数の花をつける。花は紅紫色で長さ1.4〜1.8cm。花が白い品種をシロバナママコナという。
  対馬に産するツシマママコナは花序が10〜20cmと長く、花がまばらで、花軸に毛が少なく、苞の刺状鋸歯が少ない。
 <名前の由来>
  花の下唇にご飯粒が2つあるので「飯子菜」、.菜が不味いので継子に食べさせるということから「継子菜」などの説がある。

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