松原のママコナ   '14 '18


                     ’18.7.9撮影 福岡市東区




                                       ’18.7.9撮影 福岡市東区




                                       ’18.7.9撮影 福岡市東区


4年ぶりに行ってみました。
昔からの松原ほうは、ママコナが大群生、ママコナ天国になっています。
5月から咲き始め、いつ頃まで花を咲かせ続けるのかな?
APG分類体系ではハマウツボ科、ハマウツボと近しいなんて、信じられません。



                 ’14.5.21撮影 福岡市東区




                 ’14.5.21撮影 福岡市東区

松食い虫による松枯れで、伐採され、光景が一変しました。
松原再生のため、クロマツの幼苗が植樹され、すくすく育っています。

クロマツに依存していたこの松原のイチヤクソウはほぼ全滅しましたが、
ママコナは現在も群生しています。
といっても、5月下旬なので花を咲かせているものは僅かです。
寄生主は何でしょう??
ママコナは半寄生の1年草なので、寄生しなくても生きられるようですが、
今後、どうなっていくのか観察したいと思います。
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 *APG分類体系、従来の分類体系ではゴマノハグサ科
 Melampyrum roseum Maxim. var. japonicum Franch. et Sav.
ママコナ(飯子菜) / *ハマウツボ科 ママコナ属 半寄生植物の1年草 / 7~9月 / 北海道~九州
木陰。高さは20~50cm。葉は柄があり、長卵形で長さ2~8cm、両面に短毛が生えている。苞は葉状で毛状に長く尖った鋸歯がある。枝先に長さ3~10cmの花序をだし、多数の花をつける。花は紅紫色で長さ1.4~1.8cm。花喉の両側に白色の斑がある(盛りを過ぎると赤色に変わる)。名前の由来は花の下唇にご飯粒が2つあるので「飯子菜」、菜が不味いので継子に食べさせるということから「継子菜」などの説がある。 

(品種)シロバナママコナ  f. leucanthum Nakai :白花品種。
(変種)ツシマママコナ var. roseum
    :序が10~20cmと長く、花がまばらで、花軸に毛が少なく、苞の刺状鋸歯が少ない。

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