キッコウハグマ


               ’12.10.25撮影 四王寺山(福岡県)




              ’12.10.25撮影 四王寺山(福岡県)




                            ’12.10.25撮影 四王寺山(福岡県)


鳥見の前に、キッコウハグマが開花しているのではと、花散策。
冬、そう果が群生していた辺りは大雨で斜面が崩れていましたが、数メートル先は大丈夫でした。

頭花をアップすると、3個の小花が集まっていることがわかります。
花冠の先は5裂していて、扇形に開いているので、3個の小花が集まっていても、1つの花に見えますよね。
右の頭花は1個だけ開花しています。
気がつかなかったのですが、小花の開花はバラバラみたいです。




< そう果 >


                 ’12.2.16撮影 四王寺山(福岡県)
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 Ainsliaea apiculata Sch.Bip.
キッコウハグマ(亀甲白熊)/ キク科 モミジハグマ属 多年草 / 9~10月 / 北、本、四、九
茎の高さは10~30cm。葉は茎の下部に5~11個集まってつき、長い柄があり、心形、まれに腎形または卵形で5角形または5深裂する。頭状花序は総状または複総状に10個内外つき、花柄は長さ1~5mmある。総苞は長さ10~15mmになる狭い筒形、総苞片は多列あり、覆瓦状に並ぶ。頭花は3個の筒状花からなり、花冠は白色で5裂し、花冠の長さは9mm、筒部は4.5mmになる。各頭花は3個の小花が合体し、一見15裂した白い裂片と3個の雌蕊からなる一輪の花のように見える。閉鎖花を結ぶことが多い。果実は長さ4.5mmになる痩果で密毛があり、上端に長さ7mmになる冠毛がある。屋久島には固有品種(モミジバキッコウハグマ、タマゴバキッコウハグマ、マルバキッコウハグマ)が生育する。

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