カキラン

















田んぼを見ながらびのびと育っています。
草原や湿原のカキランとは違った立ち姿が新鮮でした。

’21.6.14撮影 宇美町(福岡県)
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Epipactis thunbergii A. Gray 
カキラン(柿蘭) / ラン科 カキラン属 多年草 / 6~8月 / 北海道~九州
湿地。草丈30~70cm。茎の基部は紫色を帯び、少数の鞘状葉に包まれる。葉は5~10個つき、葉身は狭卵形~広披針形、中ほどのものが最も大きく、長さ7~13cm、幅2~5cm。著しい縦脈があり、基部は短い鞘になって茎を抱く。花は茎頂に総状花序に5~20個つけ、黄褐色~赤味を帯びた黄色。萼片は狭長楕円形で鋭頭、長さ10~17mm、外側が緑色を帯びる。側花弁は卵形で鈍頭、萼片とほぼ同長。唇弁は側花弁と同長、白色で内側に紅紫色の斑が入り、関節によって上下2唇に分かれ、下唇は倒心形で内面は凹入し、上唇は広卵形で基部に3本の隆起線がある。花全体が黄色の品種をキバナカキラン、唇弁が花弁化した品種をイソマカキラン。 

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