イチヤクソウ '23

< 松原のイチヤクソウ >

 
                    ’23.5.20撮影 新宮町(福岡県)

茎が青いタイプのほうが多いですが、赤いタイプばかり撮影してしまいます。



                   ’23.5.20撮影 新宮町(福岡県)



                                     ’23.5.20撮影 新宮町(福岡県)

3~4年前くらいから松原内での生育場所が変わってきています。
仲間のシャクジョウソウとは違って、イチヤクソウは立派な葉があるのに、部分的菌従属栄養植物だそうです。
菌根、共生菌がなくては発芽出来ないのかな?
環境が変わるとイチヤクソウはあっという間に姿を消してしまうという現象を2箇所で見てきました。




< 低山のイチヤクソウ >


                ’23.5.23撮影 宇美町(福岡県)



                                      ’23.5.23撮影 宇美町(福岡県)

こちらは昨年と同じところで、同じようにイチヤクソウ村をつくっていました。
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 *APG分類体系でツツジ科イチヤクソウ亜科、従来の分類ではイチヤクソウ科
 Pyrola japonica Klenze ex Alef.
イチヤクソウ(一薬草)/ *ツツジ科 イチヤクソウ属 多年草 / 6~7月 / 北海道~九州
イチヤクソウ亜科は,ラン科植物と類似した生態を持ち、部分的菌従属栄養植物と考えられている。林下。草丈15~25cm。葉は常緑で下部に集まってつき、卵状楕円形~広楕円形で、長さ3~6cm、幅2~4cm。長い柄があり、細かい鋸歯がある。花は花茎の先に2~10個つき、花冠は白色で、直径約1.3cm。雄しべ10個。雌しべは大きく湾曲する。果実は直径6~7mmの扁球形のさく果。和名は乾かして薬用につかったことから。毒蛇に咬まれたとき、生葉をもんだ汁をつけると有効だといわれている。 

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