ホンゴウソウ '15



花被が6裂しているのが雄花、毛が生えたノイチゴみたいなのが雌花です。







今年は別の場所でホンゴウソウに逢えました。
いつもの場所は、座り込んでじっくり探しましたが、小さくて赤いものはキノコ(ミズゴケノハナ?)だけでした。
またすぐ近くにたくさん生えていたヒナノシャクジョウも1株だけ。
難しいことはわかりませんが、どちらも菌従属栄養植物なので、従属している菌が乏しくなったのかな。


’15.7.28撮影 福岡県
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  *ウエマツソウ属の考え方あり
 Sciaphila nana Blume
ホンゴウソウ(本郷草)/ホンゴウソウ科 *ホンゴウソウ属 /7~10月/本州(宮城・栃木・新潟県以西) ~沖縄
暗い林下。多年生の菌従属栄養植物。草丈3~13cm。茎は細く、葉は鱗片状で長さ1.5mm、紫褐色をしている。花は茎の先に0.5~2cmの総状花序をつく、4~15個の花をつける。苞は狭卵形。花序の上部に雄花、下部に雌花がつく。雄花は直径約2mm、花被片は紫紅色で6裂し、雄しべは3個で葯隔から針状の付属突起が伸びる。雌花は直径約1.5mm、多数の雌しべが球状に集まる。果実は、多数の心皮が集まった径約2mmの球形の集合果となる。和名のホンゴウ(本郷)は、この植物が発見された三重県北部の地名。 

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