久しぶりにジャコウソウに逢えました。 ジャコウソウは人見知りしてるかのように、葉から顔をだし、やや地味目の色合いなので、 タニジャコウソウと比べると、派手さと存在感が少なめです。 以前の場所より、明るく、野草が多いので、すっきり撮れません。 茎にはまばらに圧毛が生え、葉の表面には斜上する毛が生えています。 葉の基部は円形、切形、耳状心形と微妙に変化が見られます。 花柄は2~7mmと短いです。 花の中をのぞくと、雄しべは上下4個で、 上唇側に2個、下唇側に2個あるのが見えます。 10数年前、群生していた場所へは何度か行ってみたのですが、 災害と復旧工事で、様子が変わってしまい、絶滅したと思っていました。 が、少し離れた場所で、何食わぬ顔で咲き続けていました。 ’24.9.11撮影 阿蘇外輪(熊本県) |
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