ミソハギ
道路沿いの草地に群生していました。園芸種が野生化したのかもしれません。
萼などにが無毛で葉が茎を抱いていないのでミソハギのようです。
よく似たものにエゾミソハギがあり、萼などが有毛です。 (参考:
エゾミソハギ
)
ここの花は雌しべが短く、雄しべが長いタイプです。
雌しべと雄しべの長さの組み合わせで3タイプあり、
自家受粉を防ぐシステムになっているそうです。
’05.8.28撮影 阿蘇(熊本県)
ミソハギ
(禊萩) / ミソハギ科 ミソハギ属 多年草 / 7〜8月 / 北、本、四、九
山野の湿地。高さ0.5〜1m。葉は十字状に対生し、広披針形で基部は茎を抱かない。花は紅紫色で
直径約1.5cm。萼片は6個で間に針状の付属体がある。雄しべは12個で6個は長く、6個は短い。
雄しべと雌しべの長さに3型ある。(自家受粉を防ぐシステム)
<名前の由来>
お盆に精霊棚の供物に水にぬらしたミソハギを振って、しずくを落とし浄める禊ぎをするハギの意味
ではないかと言われている。
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