オオヤマフスマ
道ばたからひょいと顔を出していたのはオオヤマフスマでした。
別名ヒメタガソデソウ(姫誰袖草)というそうです。
別名のほうがちょっと気になる名前ですね。
’02.5.4撮影 波野(熊本県)
タガソデソウ(誰袖草)は中部地方の山地に生える多年草で、名前の由来は古今集の歌
「色よりも香こそあわれとおもほゆれ 誰袖ふれし宿の梅ぞも」から名付けたものではないかと
いわれています。つまり花は白色で香気があるからだそうです。
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オオヤマフスマ
(大山衾) / ナデシコ科 オオヤマフスマ属 多年草 / 6〜8月 / 北、本、四、九
山地の草原や道ばた 高さ5〜20cm。葉は対生し、楕円形〜長楕円形で3脈が目立つ。
花は白色で5弁花、直径は約1cm。
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