ノミノツヅリ
’07.5.8撮影 阿蘇外輪(熊本県)
’07.5.8撮影 阿蘇外輪(熊本県)
「蚤の綴り」というのは葉をノミの粗末な衣に見立てたそうで、何ともユニークな発想です。
「ノミ」が名前につく野草に「ノミノフスマ」がありますが、こちらはハコベの仲間で、花弁が深く裂けていますが、
ノミノツヅリは属がちがい、花弁が裂けていません。
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Arenaria serpyllifolia L. var. serpyllifolia
ノミノツヅリ
(蚤の綴り) / ナデシコ科 ノミノツヅリ属 2年草 / 3~6月 / 日本全土
日当たりの良い草地。草丈10~25㎝。茎は細く根元からよく分枝し、全体に短毛がある。葉は柄がなく、広卵形~長卵形で小さく、長さ3~7mm、幅1~5mm。先は鋭形、両面に毛がある。花は葉腋に1個ずつつき、白色の5弁花で直径5~7mm程度。花弁は萼片より短い。果実(蒴果)は卵形で長さ約3mm、6裂する。
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