ケルリソウ


                               ’19.5.30撮影 阿蘇市(熊本県)



                                 ’19.5.30撮影 阿蘇市(熊本県)

13年ぶりに5/2に出掛けたのですが、開花しておらず、ガッカリ。
5/30では遅すぎるだろうと思いましたが、もう一度行ってみました。
綺麗な花は僅かでしたが、シュートを伸ばしたくさんの花を咲かせていました。
しかし、茎や葉柄の開出毛が、少しまばら。??
花期末期になるとまばらになって、特徴が薄れてくるのかな。




                   ’06.5.6撮影 阿蘇市(熊本県)

茎も葉も白い開出毛が目立ちます。


ケルリソウ ’06.5.6撮影 阿蘇市(熊本県)
                  ’06.5.6撮影 阿蘇市(熊本県)




ケルリソウの茎は開出毛、チョウセンカメバソウ茎は伏毛が生えています



                  ’02.5.4撮影 阿蘇市(熊本県)



                                 ’04.5.8撮影 阿蘇市(熊本県)


ケルリソウ ’02.5.4撮影 阿蘇市(熊本県)
                   ’02.5.4撮影 阿蘇市(熊本県)


昨年、北外輪で大株を見つけたのですが、すでにピークを過ぎていたため毛が少ないのかと思っていたら、
そちらはチョウセンカメバソウでした。
こちらのケルリソウはご覧のとおり、茎や葉裏に開出毛が密に生えています。
花はどちらも白色~淡青紫色で、直径は1cm弱のキュウリグサに似た花です。

参考:チョウセンカメバソウ

 Trigonotis radicans (Turcz.) Steven
ケルリソウ(毛瑠璃草) / ムラサキ科 キュウリグサ属 多年草 / 5~6月 / 九
阿蘇の外輪山の原野。高さ10~40cm。花序にも葉がある。茎の下部、葉柄や葉裏に開出毛がある。葉は卵形
~広卵形,長さ2.5~7cm、幅1~3cm、鈍頭,基部は円形かときに浅心形、根出葉は長い柄がある。葉腋から少し離れたところから長い花柄を出し1個ずつ花をつける。花の直径は7~10mmで淡青紫色~白色。花が終わるころ、盛んにシュートをのばし、地面についたところから発根し、翌年新しい株へと成長する。分果は4面体で長さ約2mm。 

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