フデリンドウ Aso


                             ’24.4.2撮影 南阿蘇村(熊本県)

蕾の形が筆の穂先に見えるでしょうか。



                    ’16.3.20撮影 波野(熊本県)



                     ’16.3.20撮影 波野(熊本県)

ここは野焼きが早かったのかな。
もうフデリンドウが咲き始めていました。





               ’04.4.11撮影 阿蘇市

一つだけで咲いているものより、
複数の花をつけているもののほうが元気が良さそうに見えますねますね。



                         ’04.4.11撮影

茎の上部で数個の花がつくのはフデリンドウ。
ハルリンドウは茎の下部で別れます。


フデリンドウ ’03.4.5撮影 波野(熊本県)
                              ’03.4.5撮影 阿蘇市

日当たりがいいところに小さなフデリンドウが開いていました。
秋のリンドウにくらべると随分スリムな姫たちです。
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 Gentiana zollingeri Fawc.
フデリンドウ(筆竜胆) / リンドウ科 リンドウ属 越年草 / 3~5月 / 北、本、四、九
山野の日当たりの良いところ。草丈5~10cm。葉は対生、ロゼット葉はなく、茎葉は上半部にやや密につき、葉身は広卵形、長さ5~10mm。先はやや鋭頭、基部はくさび形、縁は白く、細突起がある。質はやや厚く、裏面は赤紫色を帯びることが多い。花は茎の上部に数個集まってつく。花冠は青紫色、長さ12~15mm、先は5裂し、裂片と裂片の間に副裂片がある。萼筒は長さ約7mm、裂片は広披針形で直立し、筒部の長さの約半分。果実(蒴果)は成熟すると2片に裂開し、宿存する花冠から突出する。和名は花、蕾の形が筆の穂先を思わせることによる。花が白色の品種をシロバナフデリンドウという。

 <よく似たもの> フデリンドウとハルリンドウの違い
   ハルリンドウ : 湿地を好む。大きなロゼット状の根生葉がある。
   コケリンドウ : 全体に小さく、萼片が強く反り返る。根生葉はロゼット状。

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