フデリンドウ

 
'03.4.29 / '04.4.25
英彦山(福岡県)
06.4.18 / '23.4.17
福岡市(福岡県)
'03.4.5 / '04.4.11
'06.4.9 / '16.3.20
阿蘇(熊本県)
'04.4.17 / '09.4.18
'14.5.7 / '16.4.30
くじゅう(大分県)
'01.4.15 / '09.4.8
佐賀県 
'17.4.22 / '22.4.25
くじゅう(大分県) 
'23.4.3
矢部村(福岡県) 
 
 Gentiana zollingeri Fawc.
フデリンドウ(筆竜胆) / リンドウ科 リンドウ属 越年草 / 3~5月 / 北、本、四、九
山野の日当たりの良いところ。草丈5~10cm。葉は対生、ロゼット葉はなく、茎葉は上半部にやや密につき、葉身は広卵形、長さ5~10mm。先はやや鋭頭、基部はくさび形、縁は白く、細突起がある。質はやや厚く、裏面は赤紫色を帯びることが多い。花は茎の上部に数個集まってつく。花冠は青紫色、長さ12~15mm、先は5裂し、裂片と裂片の間に副裂片がある。萼筒は長さ約7mm、裂片は広披針形で直立し、筒部の長さの約半分。果実(蒴果)は成熟すると2片に裂開し、宿存する花冠から突出する。和名は花、蕾の形が筆の穂先を思わせることによる。花が白色の品種をシロバナフデリンドウという。

 <よく似たもの> フデリンドウとハルリンドウの違い
   ハルリンドウ : 湿地を好む。大きなロゼット状の根生葉がある。
   コケリンドウ : 全体に小さく、萼片が強く反り返る。根生葉はロゼット状。
   タテヤマリンドウ : 山地~高山の湿地

Homeへ