フイリナガバノスミレサイシン Aso2

                        
                                     ’06.4.1撮影 菊池市(熊本県)



                                    ’08.4.1撮影 菊池市(熊本県)



                            ’08.4.1撮影 菊池市(熊本県)



                    ’08.4.1撮影 菊池市(熊本県)
この渓谷では4月中旬には咲き終わっていることが多いです。
花期を過ぎると信じられないくらい葉が大きくなります。
ところで、ところで、
葉が長いスミレサイシンという意味ですが、
サイシン(細辛)って何?と思われる方、多いでしょうね。
サイシンはウマノスズクサ科の植物で辛い根が漢方の薬になるそうです。
そのサイシンの葉と似ていることからスミレサイシンという名になったようです。
しかし、スミレサイシンの根は辛くなく、
昔はすり下ろしてトロロにしていたそうで、トロロスミレと呼ぶ地方もあるそうです。
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Viola bissetii Maxim. var. kiusiana Terao 
フイリナガバノスミレサイシン(斑入長葉の菫細辛)/スミレ科 スミレ属 スミレサイシン類/4月/四(西部)、九
落葉樹林や植林内。半日陰を好む。葉は暗緑色で光沢が鈍く、斑が入るが、花期にはほとんど斑が入らないものもある。葉は披針形で、基部が深く湾入する傾向が強い。裏面は紫色を帯びる。花は 直径2cm前後、淡紫色。側弁は無毛。花柱の上部はカマキリの頭形で柱頭が嘴状に突き出ている。

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