アキノミチヤナギ


                 ’03.11.8撮影 福岡市東区



                      ’03.11.8撮影 福岡市東区



                     ’03.11.8撮影 福岡市東区

河口の河原で水没しないところに、たくさん咲いていました。
歩いていると気づかない地味な植物です。
花被片のふちは白色のものと淡紅色を帯びるものがあります。
葉はミチヤナギより厚めで、上部の葉は小さく、落ちやすいのが特徴です。
花の周辺に見えるのは蕾ではなく、果実(そう果)で、
花被から頭が飛び出しています。
ミチヤナギのそう果は花被に、包まれ、先端がちらりと見える程度です。

参考: ミチヤナギ

 Polygonum polyneuron Franch. et Sav.
アキノミチヤナギ(秋の道柳) / タデ科 タデ属 1年草 / 9~11月 / 北、本、四、九
海岸。草丈80cm程度。茎は斜上して分枝する。葉は披針形~長楕円形で、長さ0.5~3cm。先は鋭形~鈍形で、ほとんど柄がない。花は葉腋に2~3個づつ付くが、茎の上部の葉は落ちやすいので、穂状花序のようになる。花被は5裂して斜開し、径3~4mm、緑色で白く縁取られる。そう果は3稜形で長さ約3mm、線状があって光沢がなく、先端は花被から突き出る。 

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