シロスミレ


              ’04.6.19撮影 落石(北海道)



                  ’04.6.19撮影 落石(北海道)

こちらも木道からの撮影でしたが、お顔がよく見える場所に咲いていました。



                                                    ’04.6.19撮影 霧多布(北海道)

木道のそばに咲いているので、良い角度で撮影できません。
シロスミレにしてはお顔がややぽっちゃり系ですが、...
葉は垂直に立ち、長楕円形で、葉柄が長く、基部はくさび形になっています。




           ’15.6.11撮影 大樹町(北海道)



                                  ’15.6.11撮影 大樹町(北海道)

6月、道東へ行くと湿地や湿った草原で見かけますが、葉を写すのは難しいところばかりです。
今回見た、シロスミレは側弁、唇弁に紫色のすじが多く、花だけ見るとアリアケスミレ似です。
しかし、アリアケスミレの分布は今のところ北海道は入ってないので、まったく悩みませんでした。

 Viola patrinii DC. var. patrinii
シロスミレ(白菫)別名:シロバナスミレ / スミレ科 スミレ属 多年草 / 5~7月 / 北、本(中部)
  低地(北海道)や山地(本州)の湿った草原。高さ10~20cm。無茎種。地下茎は短い。葉は直立し、葉身は楕円状披針形~長卵形、長さ2.5~7cm、先端は鈍頭~やや鋭頭、基部は切形、葉柄は長さ4~12cm、葉身よりも長い。花は白色、中央部は黄色をおび、径約2cm、花柄は長さ5~15cm。萼片は披針形。側弁の基部は有毛、側弁と唇弁に紫色の条がある。花柱は突出形(カマキリの頭形)で、上部が左右に張り出し、柱頭はごく短く突き出る。距は太くかつ短く、長さ3~4mm。
トヨコロスミレ f toyokoroensis Koji Itoは純白品種。 
ホソバシロスミレ var. angustifolia Regel; V. patrinii は葉身の基部がくさび形になるもの。関ヶ原付近を境に地理的にすみわけており、東日本にシロスミレ、西日本にホソバシロスミレが分布している。

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