ナガバノスミレサイシン


                   ’17.4.10撮影 東京都


                                  ’17.4.10撮影 東京都

葉はほっそりスマート、花もスミレサイシンよりやや小型。
阿蘇くじゅうで見かける、フイリナガバノスミレサイシンより、葉が柔らか。
↑花の色は薄い色合いのものが多かったですが、↓薄紫色の花も見かけました。



                                 ’17.4.10撮影 東京都



 
              ’23.4.11撮影 思親山(山梨県)

葉は細長く、花はかなり淡色ですが純白ではありません。
花の大きさは2cmくらい、側弁の基部は無毛です。



            ’23.4.11撮影 思親山(山梨県)



               ’23.4.11撮影 思親山(山梨県)

最初に現れた個体は少ししか葉が展開していなかったので、
スミレサイシンかと思いましたが、
次に現れた花は細長~い葉をつけていました。



<シロバナナガバノスミレサイシン> 品種


                                 ’17.4.10撮影 東京都



                                 ’17.4.10撮影 東京都

林内に入ると、白花ばかりのところもありました。
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Viola bissetii Maxim. 
ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)/ スミレ科 スミレ属 スミレサイシン類 多年草/ 本州~九州の太平洋側
山地の林床や林縁。草丈5~12cm。葉は披針形~三角状長卵形で先は急に細くなることはなく、長さ5~10cm、果時には長さ15cmに達し、表面は緑色で裏面は紫色を帯びる。葉は花時には十分展開していないことが多い。花は直径2~2.5cm、花弁は淡紫色~淡紅色で濃淡の変化は大きいが、色の薄いものが多い。側弁は無毛。花柱はカマキリの頭形でくちばし状に突き出る。距は短く、長さ4~5mmの囊状。ソハヤキ要素の植物。
白色品種をシロバナナガバノスミレサイシンという。 
  シロバナナガバノスミレサイシン Viola bissetii Maxim. f. albiflora Nakai ex F. 白花品種。
フイリナガバノスミレサイシン f. variegata Nakai 葉に白斑が入り下面が帯紫色。,四国と九州の高所に分布。

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