トラキチラン '12









地元でタシロランを簡単に見つけているので、見逃す筈はないとちょっぴり自信もあったのですが...見つかりません。
行ったり来たり、途方にくれていたら、いつもなら早々に諦める相棒が葉陰に隠れた小さな株を発見しました。
その瞬間は大喜びだったのですが、、よ~く見ると、何だか変 ?!
上向きに立ち上がる唇弁の中裂片が千切れていました。 (>_<)(T_T)


’12.8.30撮影 長野県
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Epipogium aphyllum Sw. 
トラキチラン(虎吉蘭) / ラン科 トラキチラン属 菌従属栄養植物 / 8~10月 / 北、本(北部、中部地方)
  草丈10~30cm。茎は基部が太く、肉質で無毛、疎らにつく鞘状葉は、膜質で、長さ6~10mm。花は茎頂に2~8個
  つき、花は上下が逆で唇弁が上にあり、微褐色、唇弁の内側や距の背線に紅紫色の細点がある。苞は状卵形、膜質で、長さ
  6~10mm。萼片は披針形、長さ12~15mm。花は側花弁は萼片と同形、わずかに短く、萼片とともに下向きに中開
  する。唇弁は側花弁と同長、3裂し、側裂片は卵形で小さく、中央裂片は背面が膨らみ、鈍頭、縦の4~6本の突起列があり
  縁はがややちぢれる。距は唇弁の後ろにあり、楕円形で直立し、唇弁より少し短く、長さ6~8mm。
  和名は発見者、神山虎吉の名による。  

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