Yoania japonica Maxim f. alba K. Imai
シロバナショウキラン(白花鍾馗乱)仮称 / ラン科 ショウキラン属 菌従属栄養植物 / 7~8月
ショウキランの白花品種。1991年6月28日、長野県霧ヶ峰の北面で今井建樹氏が発見した。
ショウキラン(鍾馗蘭) / / 北(西南部)、本、四、九
冷温帯の樹林下や笹の間。草丈10~25cm。地上茎は太く、白色でやや淡紅色を帯び、半円形の鱗片葉をまばらに
つける。花は茎頂にやや疎らに2~8個つき、淡紅紫色。花柄は直立し、長さ約6cm。苞は卵形で開出してやや円頭、
長さ6~8mm。萼片は広楕円形で鈍頭、長さ約2cm、幅約1cm。側花弁は萼片よりやや短く、前に突き出す。唇弁は
萼片と同長、中央に幅広い細突起がある条があり、全体に白っぽく紫色の斑点がある。距は長楕円形で前方に出っ張り、
淡黄色、長さ約12mm、開口部に黄色の長毛がある。和名は花の形を鍾馗に見立てたもの。
花色の白い品種をシロバナショキラン(仮称)といい、花色の淡黄色の品種を、タテシナショウキランという。 |