クロヤツシロラン 4
昨年、たくさん生えすぎて、その反動か、今年はほんの僅か。
来年はどうなりますやら。
『日本のラン ハンドブック』によると花にキノコ臭があり、小型のハエが臭いにつられて訪花し唇弁にとまると
蝶つがいが動き、花の内部に閉じ込められて受粉する仕組みになっている。
唇弁の毛の近くに白い小さな虫が!
ハエの幼虫ではなさそうに見えますが、気持ち悪いので、見なかったことにします。
’17.9.25撮影 福岡県
クロヤツシロランGalleryへ
Gastrodia pubilabiata Y.Sawa
クロヤツシロラン
(黒八代蘭)/ ラン科 オニノヤガラ属 菌従属栄養植物/9~10月/ 本(関東以西)~九
常緑広葉樹林内、スギ植林地、竹林。地表すれすれに1~8個の花をつける。花茎は2~3cm、花の直径約1cm、茶褐色、萼片と花弁は基部で癒合し筒状になり、先で分かれ平開する。唇弁基部のいぼ状の突起に毛がある。結実すると、小花柄が伸び、40cmに達することもある。
新品種のベンガラヤツシロラン(弁柄八代蘭)は花や果実が赤褐色。 分布は四国。
蘭Indexへ
Homeへ