コケイランモドキ


                        ’18.6.27撮影 佐賀県


花のピークは過ぎていましたが、ギリギリセーフ。
気合いを入れて撮影しましたが、悪天候で静止してくれません。



                        ’18.6.27撮影 佐賀県



                        ’18.6.27撮影 佐賀県





                                                                  ’22.7.4撮影 長野県

ラッキーなことに長野県でもコケイランモドキと逢えました。
が、撮影しづらい向きに咲いていたので、思い通りの写真が撮れませんでした。



                                                                       ’22.7.4撮影 長野県








私なりにコケイランとの比較をしてみます。(素人観察です)
  
  唇弁は、 短く、やや幅広で、先端部が広がり、波打っている。
(コケイランは、細長く、両側が波打っている)。
  唇弁基部の隆起が板状? この表現がよくわかりませんが、唇弁奥にある黄色の部分でしょうか。
(コケイランは縦2列の隆起がある)。
  側萼片は、短く先端が丸っぽく、横に水平に広がっている。
(コケイランは長く披針形で先端が尖っていて、斜め下に伸びている。)






                      ’03.7.19撮影 愛媛県




                      ’03.7.19撮影 愛媛県

真夏にコケイランが! やけに花が貧弱で丸っぽいのは季節外れの個体だから??
よくわからないけれど7月に咲くのは珍しいので撮った13年前の画像です。

2016年3月、日本分類学会の英字紙で『日本新産のラン科植物コケイランモドキ」として発表された。
 Oreorchis coreana Finet
コケイランモドキ(小蕙蘭擬き)/ラン科 コケイラン属 多年草 /6~7月/栃木.高知.愛媛.佐賀.大分.群馬. 岐阜県
山地の樹林下や林縁などに稀に生える高さ30~50cm。コケイランより1カ月以上開花が遅い。コケイランと比べて花が小さいこと。 唇弁の隆起が板状であること。唇弁の中央部より側裂片が分かれること。ずい柱は太く短いことで区別できる。 韓国産を含め、本種には花粉塊柄があることが、もっとも重要とされる。(上州花狂いさんのHPより) 

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