キバナノショウキラン


                           ’24.6.25撮影 くじゅう(大分県)

ほとんど黄色くないですが、キバナノショウキランです。



                           ’24.6.25撮影 くじゅう(大分県)




                             ’23.7.20撮影 くじゅう(大分県)

花のピークは過ぎていますが、立派な個体です。
花はフレッシュではありませんが、若い果実も見ることが出来ました。

日本のランハンドブックにより引用
「果実は液果で、大きく目立つがが、すぐに消えてしまう。
自己消化によるものか、動物に食べられるためか原因はわかっていない。」


             ’23.7.20撮影 くじゅう(大分県)




キバナノショウキラン
               ’04.7.4撮影 くじゅう(大分県)



                               ’04.7.4撮影 くじゅう(大分県)

黄花とは言い難いですが、キバナノショウキランのようです。
ショウキランより標高の低い場所に生え、花の数が多く、花があまり開かないことが特徴だそうです。

参考までに、キバナノショウキランは僅かに黄色みを帯びた白色ですが、
シナノショウキランは淡黄色。
白色のものもあり、シロバナショウキラン(仮称)といいます。

 Yoania amagiensis Nakai et F.Maek.
キバナノショウキラン(黄花の鍾馗蘭)/ラン科 ショウキラン属 菌従属栄養植物/6~7月/本(関東以西)、四、九
落葉広葉樹林内。草丈20~50cm。地上茎は黄褐色を帯びる。花は茎頂に5~15個つき、上向きに咲き、全開せず半開。萼片は長楕円形、長さ約2cm、外側は黄褐色、内側は黄色味を帯びた白色。側花弁は長さ約1.5cm、唇弁と蕊柱を覆う。唇弁は袋状、距は前方に伸びる。花柄子房は長く伸びる。 ショウキランに似るが、本種のほうが標高が低い場所に生え、花が数多くつき、花色、唇弁の形が異なる。 
蘭Indexへ    Homeへ