キバナノショウキラン


                             ’23.7.20撮影 くじゅう(大分県)

花のピークは過ぎていますが、立派な個体です。
花はフレッシュではありませんが、若い果実も見ることが出来ました。

日本のランハンドブックにより引用
「果実は液果で、大きく目立つがが、すぐに消えてしまう。
自己消化によるものか、動物に食べられるためか原因はわかっていない。」


             ’23.7.20撮影 くじゅう(大分県)




キバナノショウキラン
               ’04.7.4撮影 くじゅう(大分県)



                               ’04.7.4撮影 くじゅう(大分県)

黄花とは言い難いですが、キバナノショウキランのようです。
ショウキランより標高の低い場所に生え、花の数が多く、花があまり開かないことが特徴だそうです。

参考までに、キバナノショウキランは僅かに黄色みを帯びた白色ですが、
シナノショウキランは淡黄色。
白色のものもあり、シロバナショウキラン(仮称)といいます。

 Yoania amagiensis Nakai et F.Maek.
キバナノショウキラン(黄花の鍾馗蘭)/ラン科 ショウキラン属 菌従属栄養植物/6~7月/本(関東以西)、四、九
  落葉広葉樹林の臨床。花は黄褐色、直径約2cm。外側は黄褐色、内側は黄色味を帯びた白色。側花弁は長さ約1.5cm、
  唇弁と蕊柱を覆う。唇弁は袋状、距は前方に伸びる。花柄子房は長く伸びる。ショウキランに似るが、本種のほうが標高
  が低い場所に生え、花が数多くつき、花色、唇弁の形が異なる。
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