ベニシュスラン '19
















毎年、この地でベニシュスランを探すのが楽しみです。
春、葉を探し、夏、花を確認します。
今春、新たに見つけた群生場所は、残念ながら花茎を上げていませんでしたが、
春は気がつかなかった場所に、咲いていた花もあり、一喜一憂。

’19.8.3撮影 熊本県
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  Goodyera biflora (Lindl.) Hook.f.
ベニシュスラン(紅繻子蘭) / ラン科 シュスラン属 多年草 / 7~8月 / 本(関東以西)~九
  冷温帯~暖温帯の常緑広葉樹林下。茎は基部が横に這い、斜めに立ち上がる。葉は3~4個が互生し、葉身は長卵形
  ~卵形、長さ2~4cm、幅1~2cm。濃い緑色か赤味を帯び、普通主脈に沿って白っぽい網目模様が入る。花は
  茎頂に1~3個横向きに咲き、淡紅色(まれに白色)で、細長い筒状、長さ2.5~3cm、子房、萼片とともに疎ら
  に腺毛がある。苞は広線形、鋭尖頭。萼片は広線形で鈍頭、少し黄みを帯びた淡紅色。側花弁は線形、白色で中脈に
  沿って暗色帯があり、萼片とほぼ同長。唇弁は基部が膨れ、他の花被片より明らかに短く、長さ1.7~2cm、
  舷部は長く披針形で、先は反曲する。

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