アキザキヤツシロラン '12













昨年より遅れましたが、1箇所に4株、出てきました。
クロヤツシロランは花茎が短く地面すれすれに花を咲かせていますが、
アキザキヤツシロランは花茎を5~15cm伸ばして花をつけています。
花被は一番開いてもこの程度、クロヤツシロランより控えめです。


’12.9.30撮影 福岡県
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Gastrodia confusa Honda et Tuyama 
アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)/ラン科 オニノヤガラ属 菌従属栄養植物/9~10月/本(千葉以西)~沖
 
常緑樹林、竹林。高さ3.5~10cm。花は暗黄土色で2~8個と多く、長さ約1cm。花被の先端部は平開しない。唇弁の奥に毛がない。萼片は合着して筒状。唇弁、ずい柱は淡黄色。クヌギタケ属、ホウライタケ属の特定菌類とのみ共生する。クロヤツシロランとの相違点は唇弁の色が薄く、毛がないこと、萼筒の外側にイボ状の突起があること。和名は発見地熊本の八代による。 

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