アケボノシュスラン


                  ’09.9.25撮影 背振山系(福岡県)

                                      ’09.9.25撮影 背振山系(福岡県)

            ’03.9.20撮影 三郡山系(福岡県)

                  ’12.10.1撮影 背振山系(福岡県)
大雨が降ると全滅しそうな場所に群生するので、台風のたびに心配になります。
茎の基部は地をはい、途中から斜上し、高さは5~10cm。
萼片、側花弁、唇弁がほぼ同寸です。
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Goodyera foliosa (Lindl.) Benth. ex C.B.Clarke var. laevis Finet 
アケボノシュスラン(曙繻子蘭) / ラン科 シュスラン属  多年草 / 8~9月 / 北~九(屋久島以北)
山地の林内。花の色を朝の空に喩えた。草丈5~15cm。茎は横に這い、上部が立ち上がって花茎を上げる。葉は互生して4~5個つき、楕円形で長さ2~4cm、幅1~2cm。先は鋭頭、基部は左右不相称。光沢のない暗緑色で全縁で時にやや波打つ。葉柄は長さ約1.5cm。花は茎頂に3~7個がややまとまって一方に偏ってつき、淡紅紫色で長さ8~10mm。背萼片と側花弁はわずかに重なり、先がわずかに開く。
花が白色の品種をシロバナアケボノシュスラン(f. albiflora)という。 

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