ヤマネコノメソウ 1


                                    ’15.2.24撮影 宮若市(福岡県)

九州北部ではネコノメソウ属1番早起き!



                                      ’14.2.21撮影 宮若市(福岡県)


開花したばかりで、まだ萼裂片は開ききっていませんが、これから平開します。
↑萼裂片が緑色のものが多いですが、↓黄色みが強い個体もあります。



                                     ’16.3.27撮影 帝釈峡(広島県)

萼裂片が黄色っぽいものは、ぱっと見、ネコノメソウに似ています。
萼裂片が平開しているか、茎葉が互生しているかを、チェックすると見分けることが出来ます。



                                     ’10.2.17撮影 筑紫野市(福岡県)

茎葉は互生。


                                   ’13.3.28撮影 三瀬村(佐賀県)

                                   ’09.3.10撮影 井原山(福岡県)


雄しべは6個だったり、4個だったり。
萼裂片は直立気味の個体もあり、標準的でない個体も多いです。



                                      ’11.3.24撮影 瑞梅寺(福岡県)

湿った林内や林縁に多いですが、比較的明るい休耕地にも群生していました。



                                   '07.4.8撮影 井原山(福岡県)
九州ではネコノメソウは希でヤマネコノメが多くいです。
ヤマネコノメソウは毛深くて、葉が丸っぽいく、茎葉は互生です。
さく果は楕円形の小鉢形で、褐色の種子が多数入っています。

参考:ネコノメソウ

 Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)/ ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草 / 3~4月 / 北海道~九州
湿った林内。高さ10~20cm、全体に長毛を散生する。茎葉は互生し、腎円形で、平らな鋸歯がある。花序は径2~3cmで6~10個の花を密につける。花は径4~5mm、4枚の萼列片は淡緑色で、倒卵形で平開し、長さ約1mm、花後に直立する。雄しべは8個、たまに4個、葯は黄色。花茎の基部にムカゴができる。さく果は杯形に口を開ける。種子は黒くて楕円形。 

猫の目Galleryへ     花調べHomeへ