ヤマネコノメソウ


                                    ’14.2.21撮影 宮若市(福岡県)




                                      14.2.21撮影 宮若市(福岡県)


長い白毛が多いこと。
この早い時期、花を咲かせるパワーに一役かっているのかな。



                                     ’10.2.17撮影 筑紫野市(福岡県)




                                    ’13.3.28撮影 三瀬村(佐賀県)

                                  ’09.3.10撮影 井原山(福岡県)
雄しべは6個だったり、4個だったり。
萼裂片は直立気味の個体もあり、標準的でない個体も多いです。

                                    ’11.3.24撮影 瑞梅寺(福岡県)


湿った林内や林縁に多いですが、比較的明るい休耕地にも群生していました。

                                    '07.4.8撮影 井原山(福岡県)
九州ではネコノメソウは希でヤマネコノメが多くいです。
ヤマネコノメソウは毛深くて、葉が丸っぽいく、互生です。
さく果は楕円形の小鉢形で、褐色の種子が多数入っています。

参考:ネコノメソウ

 Chrysosplenium japonicum (Maxim.) Makino
ヤマネコノメソウ(山猫の目草)/ ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草 / 3~4月 / 北海道~九州
湿った林内。高さ10~20cm、全体に長毛を散生する。茎葉は互生し、腎円形で、平らな鋸歯がある。花序は径2~3cmで6~10個の花を密につける。花は径4~5mm、4枚の萼列片は淡緑色で、倒卵形で平開し、長さ約1mm、花後に直立する。雄しべは8個、たまに4個、葯は黄色。花茎の基部にムカゴができる。さく果は杯形に口を開ける。種子は黒くて楕円形。 

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