マツムシソウ

 
'09.9.11
'01.8.25 / '01.8.21
天山(佐賀県)
'09.9.1 / '01.9.9
くじゅう(大分県)
'10.9.3 / '06.9.3
阿蘇(熊本県)
'13.8.22 / '15.8.27
阿蘇(熊本県)
'18.9.5
八島ヶ原(長野県) 
'14.10.15 / '15.10.10
/'19.10.15 くじゅう  
 *APG植物分類体系、従来の植物分類ではマツムシソウ科 
 Scabiosa japonica Miq. var. japonica
マツムシソウ(松虫草)/ *スイカズラ科 マツムシソウ属 2年草(高地では多年草)/8~10月/北海草~九州
 
山地の草原。高さ60~90cm。根生葉は幅広い。葉は対生し、羽状に深裂する。長柄の先に頭花をつける。頭花は淡青紫色で直径4cmほど。ふちの小花は5裂し、外側の裂片は大きい。中心部の小花は筒状で等しく5裂する。名の由来は諸説有り。一番ポピュラーなのが、マツムシの鳴く頃咲くから。他には巡礼の僧が持つ、マツムシという鐘に似ている。

 エゾマツムシソウは本州北部と北海道に分布する変種。(葉の裂片がとがる。)
 タカネマツムシソウは本州中部以北と四国の高山に分布する高山型変種。
 ミカワマツムシソウは東海地方に分布する変種。(舌状花がないか3~5個。)
 ソナレマツムシソウは関東地方の海岸に分布する海岸型品種。
 シロバナマツムシソウは白花品種。シロバナタカネマツムシソウはタカネマツムシソウの白花品種。

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