コバノボタンヅル と ボタンヅル


                   ’23.9.16撮影 大村市(長崎県)

コバノボタンヅルの花は大きく、直径3~4cm。
↑コバノボタンヅルの葉は2回3出複葉なので、小葉が9枚あります。

ボタンヅルの花は小さく、直径1.5~2cm。
↓ボタンヅルの葉は1回3出複葉なので、小葉が3枚です。



                     ’05.8.6撮影 くじゅう(大分県)
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 Clematis pierotii Miq.
コバノボタンヅル(小葉牡丹蔓)/ キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性半低木/ 8~9月 / 四~沖
 
別名はメボタンヅル、ヤマボタンヅル。林縁、川岸。葉は2回3出複葉で、小葉は卵形で3裂し大きな鋸歯がある。花は今年伸びた枝の腋から集散花序をだし、白色で上向きの花を1~3個つける。花弁はなく4個の萼片は平開し、直径3~4cm、萼片の縁には細かい白毛がある。ボタンヅルより葉は小さく細いが、花は大きい。
 Clematis apiifolia DC. var. apiifolia
ボタンヅル(牡丹蔓) / キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性半低木 / 8~9月 / 本、四、九
  葉は1回3出複葉、小葉は卵形~広卵形で長さ3.5~7cm。先は鋭く尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。花は今年伸びた枝の葉腋から3出集散状の花序を出して多数つき、花弁はなく花弁状で長楕円形の萼片が4個、十字形に開き、直径1.5~2cm、白色で上向きに咲く。萼片の外側に灰白色の短毛がある。果実(痩果)は卵形で長さ約4mm、開出毛がある。花後、花柱が長さ1~1.2cmに伸び長い白毛がある。 

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