イヌトウバナ


               22.8.27撮影 九重町(大分県)


イヌトウバナ ’06.8.26撮影 菊池渓谷(熊本県)
                           ’06.8.26撮影 菊池市(熊本県)

萼に長毛が多いですね。


イヌトウバナ ’06.8.26撮影 菊池渓谷(熊本県)
           ’06.8.26撮影 菊池市(熊本県)


イヌトウバナ ’06.8.26撮影 菊池渓谷(熊本県)
                           ’06.8.26撮影 菊池市(熊本県)




 
                              ’04.9.24撮影 御前岳(福岡県)
クルマバナ、トウバナ、イヌトウバナ、ヤマトウバナは似たもの四姉妹です。
ピンクが濃い順に並べてみました。


クルマバナは夏の終わりくらいから、ピンクの花を輪状に数段つけます。日当たりのよい草地が好きなようです。
トウバナは、5月頃から、ピンクの花を輪状に数段つけます。畦などの湿ったところが好きなようです。
イヌトウバナは、夏の終わり頃、白っぽい花を輪状に数段つけます。木陰や湿った草地が好きなようです。
ヤマトウバナは、汗ばむ季節、山地の木陰で、茎頂に白い花を咲かせます。花序はふつう1個で短いです。

 Clinopodium micranthum (Regel) H.Hara var. micranthum
イヌトウバナ(犬塔花)/ シソ科 トウバナ属 多年草 / 8~10月 / 北、本、四、九
山地の木陰。茎は方形で下部は倒れて斜上し長さは20〜50cm。葉は5〜20mmのの柄があり、葉身は狭卵形〜卵形で長さ2〜5cm、幅1〜2.5cm、やや薄くまばらに毛があって裏面には腺点が目立つ。仮輪は相接してまばらな花穂を作る。萼は長さ5mm内外で開出する長白毛が多い。花冠は白色で淡紅紫色を帯び長さ6〜7mm。分果は平滑、少し扁平な球形で長さ約0.8mm。下唇の中央裂片が大きいこと、萼に長い毛があることでヤマトウバナと区別できる。
 <参考> クルマバナ  トウバナ イヌトウバナ ヤマトウバナ比較 

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